コロナウイルスの影響が各業界に広まっていますが、皆様の会社や学校はいかがでしょうか。
僕は現在、フリーランスのセールスデザイナーとして生計を立てていますが、お陰様で仕事もたくさん頂き、毎日楽しく過ごさせて頂いています。
ただこの数ヶ月で、コロナの影響もあり世の中は激変したなと感じています。
そこで今回、セールスデザイナーとしてビジネスをやってきた人間として、僕が気付いた事を皆さんにシェアしたいと思います。
便利を追求することで形態が変わる
最近「2025年人は買い物をしなくなる」という本を読みました。
本書を要約すると、こうです。
- 店で買い物するというプロセスは、今後さらに減少していく
- 最終的には物を買っているという感覚も消失する
- 店にあった商品棚は、ネットの普及により「家にある」状態になった。
- スマホの普及により、商品棚は「家にある」どころか持ち出しも可能になった
- 5Gの登場により、人は店舗にすら行かず、買い物に時間もかけなくなる
- そもそも買い物しないサブスクリプションが生まれる
このように、僕達は一度便利なものに触れてしまうとなかなか元に戻ることはできません。
つまり「便利」には中毒性があるのです。
上記のとおり、「買い物」という行動1つとっても「便利」を追求することで形態が目まぐるしく変化しています。
インターネットの利便性を再認識
今回のコロナ禍においても、インターネットの利便性を再認識した方も多かったのではないでしょうか?
・家から出なくてもある程度何でも買う事ができる
・セミナーや本などオンラインで学習ができる
・映画や動画などのエンタメもある
・人と顔を見ながら会話ができる
など、多くのメリットを享受できたと思います。
もちろん、リアルの方が良いことも多いです。
しかし、なんだかんだネットの利便性を急速に感じてしまった期間でもありました。
だから、今後コロナが落ち着いたとしても完璧に元に戻る、というよりは、改めて感じたインターネットの恩恵をより便利に変化しながら受け続けるのではないでしょうか?
インターネットの活用で一気にマーケットを広げられる
インターネットを活用してビジネスをしている人は、かなり恩恵を受けていると思います。
その中でも一番大きな恩恵は、一気にマーケットを広げられることだと思います。
インターネットだけで完結できるサービスや商品であれば、全国の人に、場合によっては世界中の人にアプローチできます。
実際、僕の今のクライアント様も全国各地にいらっしゃいます。また、以前コンテンツビジネスをしていたときは、海外に住んでいる人もお客様でした。
そして、もう一つ大きな変化があります。
ある意味コロナのおかげでもあるのですが、今まであまりインターネットに馴染みが無かった人も、なし崩し的にZoomなどのインターネットサービスを使わざるを得ない状況になりました。
その結果、サービスを受ける側のお客様も、これまでより一層インターネットが身近になってきました。
これは本当にチャンスです。
なぜなら、お客様のITリテラシーが向上したことにより、オンラインミーティングやオンライン集客が可能になり、それがそのまま時間の節約やマーケットの拡大に寄与するからです。
誰でもマーケットが広げられる=ライバルが増える
前述のとおり、ネットの普及により、誰でも簡単にマーケットが広げられるようになりました。
しかし、その一方で誰でもマーケットが広げられるという事は、強力なライバルが増えたという事でもあります。
ライバルにとってもマーケットが広く、下手したら大手が直接のライバルになるということも出てくると思います。
したがって、必ずしもインターネットだけを頼りにビジネスするのが良いとは言い切れません。
とは言え、
・コロナ等の感染症対策
・多くの人がインターネットの利便性を再認識したという現状
・5Gによる高速、大容量、同時、多接続のスマート社会の到来
など、現状とこれからの時代性を考慮すると、インターネットを活用せざるを得ません。
デザインはビジネスの強力な武器
ではどうすれば、インターネットの世界で強力なライバルと戦えるのでしょうか?
勝つための要素はたくさんありますが、以外と忘れられがち(正確に言うと適当になりがち)なのがデザインです。
大抵の人は、ビジネスをするからには商品やサービス内容は自然と色々考えると思います。
しかし、「デザイン」というと急にクリエイティブ感が出てきてよくわからなくなり、「オシャレっぽい」という理由で選んだり、お金かけずに自分でやってみたり、という人も多いのではないでしょうか?
ただ、よくよく考えてみると「デザイン」ってお客様が一番初めに目にする部分であり、サービスや商品、人の印象が「一瞬」で決まってしまう大きな要因なのです。
(一瞬の無意識でイメージを受け取ってしまうから余計厄介)
特にインターネット上では、ホームページなどでいくら素敵なサービスを紹介していてもパッと見で「気になる」と思われなかった瞬間、一気に人は離脱してしまいます。したがって、いくら一生懸命文章を書いたとしても、サービス内容はおろか、そのホームページを見たことすら忘れられてしまいます。すなわち全く認知されないということです。
ただ、裏を返せば正しくデザインを活用することで、本当に必要な人に商品やサービスの価値が伝わり、一気にビジネスがスケールする可能性もあります。
実際に文章そのままで、デザインだけ変えて反応が変わるという例も少なくないです。
いや、本当に、上手くデザインを活用すればビジネスの強力な武器になります。
まぁ「デザイン」なら何でも良いわけではなく、ビジネスの観点で活用するデザインが大事です。
でも、それはいったん置いておいて、世の中のサービスを見ていて「デザイン」で損しているな…と言う事も多々あります。
気にしない人は全然、気にしないのですが、だからこそ差別化できるポイントもあるのです。
これはビジネスの結果にも大きく影響する部分でもあります。だからこそ、少しでもこれを機に「デザイン」に興味を持ってほしいと思います。
繰り返しになりますが、本当にビジネスにおいて強力な武器になります。
これが、数ヶ月前の僕がかなり衝撃を受けて、コロナ禍の中で「得た物」です。
まとめ
インターネットを活用したビジネスでは「デザイン」が成果を大きく左右します。
したがって、今後インターネットを活用したビジネスを考えている人は、真剣に「デザイン」を考えてほしいです。
僕自身、セールスデザイナーとして活動していることもあり、日々「デザイン」に関する情報を発信しています。
興味のある方は是非ご覧ください。
また、デザインの依頼も随時受け付けています。
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