この記事では、投資の開始時期の選び方について紹介しています。
たまにこういう質問を受けることがあります。
結論から言うと、投資を始めるベストな時期はタイムマシーンでも無い限り分かりません。
ただ、歴史は繰り返すと言われるように過去の実績からある程度推測することは可能です。
この投稿では投資の開始時期の選び方について、バブル崩壊の歴史から解説します。
・投資を始めたい人
・日本の経済史を知りたい人
そもそもバブルって何?
バブルとは好景気の通称で、1986年12月から1991年2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象の事です。
なにが起きたのか
山手線の内側の土地でアメリカ全土が購入できるくらい土地の価格が高騰しました。
また、日経平均株価は39,957円となり、過去最高値を更新しました。
日経平均とは、日本経済新聞社が算出する日本の代表的株価指標のことです。東証一部に上場する約2,000銘柄のうち225銘柄をピックアップして算出されています
投資には2種類ある
一括投資と積立投資の2種類あります。
この2種類のどちらを選択するかによって、投資開始時期の考え方は大きく異なります。
一括投資
資金をまとめて投資する手法です。
例えば「貯金半分を使っと投資をしよう」という方法はこちらに該当します。
積立投資
毎月コツコツと投資する手法です。
例えば「毎月3万円ずつ投資しよう」という方法はこちらに該当します。
もしバブルの時に投資を始めたら
バブルの時に、一括投資した場合と、バブルの時から現在まで30年間積立投資した場合を比較してみます。
一括投資した場合
条件)バブルピークの1989 年に資産100万円を投資を行う

バブルピークの時に100万円買ったとすると、2018年末では約49万円の含み損でした。
バブルのピークの時に投資したとすると、資産が半分くらいに減ってしまいますね。
積立投資した場合
条件)1989年から每年33,333円積立投資を30年間行う

一括投資はマイナスでしたが、積立投資では2018年時点で+37%と増えています。
まとめ
ベストなタイミングは誰にも分かりません。
線り返しになりますが、ただ、歴史から学べることは下記のような事です。
一括投資:投資のタイミングはとても重要
積立投資:タイミングは(比較的) いつでもOK
これから投資を始める方は、失っても問題ない金額で積立投資することをお薦めします。
投資は慣れるまでに必ず失敗するからです。
また、積立投資は出口戦略のほうが大切なので、入口より出口をしっかりと考えましょう!
最後に
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