Roots Lab.健康部

【健康部】夏だからこその冷え症対策

文屋学(B_Manabu1227)です。
ようやく夏らしい暑い日になりました。
東京では花火大会も始まりましたし、夏を楽しんでいきたいものです。

 

そこで、体調管理のためにも、気をつけていただきことがあります。
それは、夏だからこそ起きる、エアコンによる『体の冷え』です。
なかには、体を冷やすだけでなく、体調を崩して風邪をひく人も出てきています。

今回は、冷え症とその対策をご紹介していきます。
今回の記事を参考に、セルフケアをして夏を乗り越えていきましょう!!

 

 

冷え症についてとその対策

冷え症とは、冷えを苦痛と感じる自覚症状です。

冷え症には、以下のタイプがあります。

  • 下半身型
  • 四肢末端型
  • 内臓型
  • 全身型

さらに、「内臓型+下半身型」といった、混合タイプも存在します。

次に、冷え症のタイプを、東洋医学の用語を交えながら説明します。
そして、各タイプの冷え症の対策も一緒にお伝えします。

ツボについても取り上げていきます。
指で刺激するのも効果がありますが、簡易的なお灸が市販でありますので、そちらを使用するのも効果的です。

 

下半身の冷え

下半身型冷え症は、東洋医学的には『上熱下寒(じょうねつげかん)』といいます。
時々、下半身が冷えて、上半身がのぼせるといったことがあります。

この冷えは男女とも最も多い冷え症で、特に30代~中高年者に多く冷え症のタイプの中でも最も多いタイプです。

 

【原因】

下半身に熱を上手く運べていないことです。

お尻周りの筋肉が硬くなっていまい、神経や血管が圧迫されて下半身の血流が減ってしまうことで冷えてしまいます。

【対策】

お尻周りの筋肉をほぐすことです。

下半身の冷えを感じる人は、座りっぱなしの人が多いです。
お尻周りの筋肉のストレッチやボール指圧をしてほぐしていきましょう。

【ツボ】

湧泉(ゆうせん):足の裏にあり、人差し指と中指の間からかかとにおりた線の上にあり、上から1/3の位置にあります。「人」という形になっている谷間の部分にあります。

 

四肢末端の冷え

四肢末端型冷え症は、東洋医学では『手足厥寒(しゅそくけっかん)』といいます。

10~20代の、比較的若い女性に多い冷えのタイプです。
また、痩せ形で食事の摂取量が少ない中年女性にもみられます。

 

【原因】

熱を十分に作れず、かつ熱が上手く運べていないことです。

カロリー不足や運動不足などで熱が十分に作れないうえに熱を運べないために、末端の血流が減ってしまうことで冷えてしまいます。

【対策】

食事や運動で熱を作ることです。

特にタンパク質の摂取やジョギングといった軽い運動を積極的におこない、筋肉から熱を作り、かつ血流を改善させていきます。

【ツボ】

築賓(ちくひん):ふくらはぎの内側で、内くるぶしからひざが曲がる場所の長さのうち、下から指5本分上にあります。

 

内臓の冷え

内臓型冷え症は、東洋医学では『表熱裏寒(ひょうねつりかん)』といいます。

30代~中高年の女性に多い傾向がありますが、男性にもみられます。
生まれつき副交感神経の働きが強く、交感神経が弱い人や、アレルギー体質の人に多い傾向があります。

【原因】

熱が逃げやすいことです。

交感神経の働きが弱いため、抹消の血管が収縮しないで体内から外へ熱が逃げてしまいます。

【対策】

熱が逃げすぎないように保温することです。

気をつける点は、内臓は冷えているものの、表面には熱がちゃんとあるため、厚着をすると汗をかきやすいことです。温かさを維持でき、通気性の良い服を着ましょう。

交感神経を高めるためにも、軽い運動をして自律神経を整えることも大切です。
基礎代謝も上がり、熱が作られやすくなります。

【ツボ】

三陰交(さんいんこう):内くるぶしの上にあり、ひざの方へ指4本分あがったところにあります。

 

全身の冷え

全身型冷え症は、東洋医学では『表裏俱寒(ひょうりぐかん)』といいます。

頻度は少ないのですが、若年者や高齢者に比較多くみられます。
全身が均等に冷えているため、冷えを自覚しない場合があり、その場合は低体温傾向と呼びます。

 

【原因】

体の中で上手く熱が作れないことです。

ストレスや不摂生な生活で基礎代謝が低下し、体の中で熱が上手く作れなくなってしまいます。

【対策】

生活習慣を見直すことです。

体の中も外も冷えているため、冷えやすい服装は控え、通気性の良い温かい服装を選びましょう。同時に、食事摂取や睡眠を十分におこない、ストレス解消と基礎代謝アップのための運動をすることが大切です。

【ツボ】

足三里(あしさんり):足の外側にあり、ひざのお皿の外のくぼみの下から指4~5本分下がったところにあります。

※詳しいツボの位置はコチラコチラのリンクをご参考ください

 

出先での冷え症対策

出先での夏のエアコン対策については、『カーディガンやブランケットを用意する』ことです。

夏の冷え症で悩むお客様のお話をお聞きすることがあるのですが、会社内やカフェといった場所では温度調節ができない場合があります。理想のエアコンの温度設定は、室内外の気温差4~5℃なのですが、どうしても難しいときがあります。

他者や環境に依存してしまうことよりも、自分自身なら、自分で対応が可能です。
会社でしたら予め用意をし、出先なら軽く羽織れるものを持ち歩いていきましょう。

 

 

夏は汗をかきますし、冷たい飲食や室内のエアコンによって体の熱が奪われやすい時期です。
暑さ対策も大切ですが、寒さ対策もしっかりしていきましょう。

もし冷えによって体調を崩されてしまいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

ABOUT ME
文屋 学
文屋 学
Roots Lab.健康部の部長でフリーの鍼灸師。鍼灸・整体を通して、働く社会人の心身の健康・生活レベルの向上を目指す。また、現在は東洋医療全般の研究と実践だけに留まらず、後進の育成や健康セミナーにも励む。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。