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【健康部】「気」「血」「水」身体を支える三本柱の特徴を知ろう!

こんにちは♪Roots Lab.健康部の春木(@espoir___haruki)です!

東洋医学では、「気血水(きけつすい) 」が私たちの身体を支えていると考えられています。

各々が過不足なく巡っている状態が理想とされていますが、何かが不足したり、滞ったりすることで不調を招きます。

【健康部】「気」「血」「水」私たちの身体を支える3つの要素文屋学(B_Manabu1227)です。 9月に入り、暑さも落ち着いてきましたね。 今回は、東洋医学で言われている『気血水論』につい...

「気血水」のバランスが崩れたとき、どのような不調が起こるのでしょう?

不調の原因や対策を知り、ご自身はどの体質なのか?チェックしていただきながら、日々の生活にお役立てください!

6種類の分類

大きく分けると6種類の不調に分類出来ます。

東洋医学ではそれぞれの不調を、気虚、気滞、血虚、瘀血、陰虚、痰湿と呼んでいます。

気の不調

  • 「気」が足りない  → 気虚(ききょ) 
  • 「気」が滞っている → 気滞(きたい)

血の不調

  • 「血」が足りない  → 血虚(けっきょ)
  • 「血」が滞っている → 瘀血(おけつ)

水の不調

  • 「水」が足りない  → 陰虚(いんきょ)
  • 「水」が滞っている → 痰湿(たんしつ)

さて、合計6種類の分類がわかりました。気虚、気滞、血虚、瘀血、陰虚、痰湿それぞれの特徴を見ていきましょう!

気虚と気滞

気虚(ききょ)

気が不足しており呼吸は弱くて浅め

疲れやすく、風邪をひきやすい「気虚」

気が不足した状態となると、栄養や新鮮な空気を吸収する力が衰え体調全般が不調になります。

身体の活力が大きく低下している状態を「気虚」と呼び、だるさや倦怠感、冷え性などの症状を引き起こします。

過労や精神的なストレスの蓄積により、身体のエネルギーが不足して「気虚」となっている場合が多いです。

気分転換やリラックスを心掛けることが大切です。

食事では栄養豊富で、消化しやすいものを選びましょう。

気滞(きたい)

イライラ、怒りっぽい、憂鬱、内向的で情緒不安定な「気滞」

気が滞りなく流れると自律神経のバランスも整います。ですが、精神的に抑圧されたり過度なストレスが続くと気の巡りをコントロールする身体機能が低下。

様々な症状が表れ、気の流れが滞る状態を「気滞」と呼びます。季節の変わり目りや運動不足、暴飲暴食も「気滞」をまねくので要注意!

気の流れを巡らせることをイメージし、ストレスの発散を意識してみましょう!

 

血虚と瘀血

血虚(けっきょ)

血の不足が不調を引き起こす「血虚」

「血」の働きである身体全体に栄養分や酸素を行き渡らせ、老廃物など不要なものを体外に排出する能力が低下、不足している状態を「血虚」と呼びます。

「血」そのものも少ない状態ことを「血虚」と呼び、 「血の持つ力」が不足している状態です。単に血の量や成分が足りない「貧血」とは異なります。

お肌に栄養を運ぶ「血」が不足すると肌荒れや乾燥、髪の毛がパサパサになったり、爪ももろくなります。その他、めまい、立ちくらみ、冷え、集中力の低下などを引き起こします。

偏食の傾向があったり、無理なダイエットを行うと血を生み出す栄養分が不足して血が足りなくなることがあるので注意が必要です。

また、月経過多や産後は「血虚」になりやすい傾向にあります。夜更かしをするとそれだけでも「血」は消耗しますので、早寝を心がけましょう。

瘀血(おけつ)

血の流れが滞り、シミができやすい「瘀血」

血の巡りの悪い状態のことを「瘀血」と、呼びます。本来、身体をスムーズに流れるはずの血があちこちで滞ってしまったり、血液そのものがドロドロとなり流れにくくなった状態です。

血の巡りが滞ると、いたるところに痛みが出たり、関節痛、頭痛や肩こり、肌荒れや月経痛、さまざまな症状を引き起こします。

その他、シミや目の下のくま、青あざができやすい、お顔や唇の色の血色が暗い、物忘れが、思考力の低下といった症状も「瘀血」の特徴です。

血は冷えると固まるという性質があります。女性の場合は、男性より瘀血になりやすいため、日ごろから身体をを冷やす食材を控えましょう。

陰虚と痰湿

陰虚(いんきょ)

水の不足、手や足の火照り、熱がこもりイライラしやすい。

痩せ型で身長の高い人が多い「陰虚」

体内の余分な熱を冷まし、体を潤す大事な役割を担っている「水」。水が不足すると身体に潤いが足りない状態「陰虚」になります。

※「陰」が不足して熱気が出る場合は「陰虚内熱(虚熱)」とも呼ばれます。これは水分が不足することで、体内に余分な熱がこもっている状態です。

体力は消耗していますが、気が高ぶって眠れず、体や手足のほてり、強い倦怠感、微熱、寝汗、落ち着かない様子などの症状が現れます。

一見、元気がある様に見えますが、実際の体力、活力は無いため判断に注意が必要。「夕方になると微熱が出る」と、いうのも「陰虚」の特徴的な症状のひとつです。

水分の補給、維持を心がけましょう。

食べ物はあっさりして、潤いのある性質(甘潤)なものを選ぶと良いです。

痰湿(たんしつ)

水の流れが滞る性質を持つ。脂肪が多く、むくみを招く「痰湿」=別名「水毒(すいどく)」

水分代謝が低くなり、水の巡りが滞ると余分な水分や脂肪分が体内に溜まります。こうして老廃物が蓄積した状態を「痰湿」(または水毒)と呼びます。

「痰湿」では、溜まった老廃物を排出する動きと共に、ニキビや吹き出物、痰、おりものの増加、肥満、倦怠感、吐き気、むくみなどの症状が表れます。

痰湿体質は、西洋医学的に考えると高脂血症や糖尿病、もしくは糖尿病の予備軍に当てはまることがあります。

その他、お腹からポチャポチャと音がするのも「痰湿」の特徴の一つです。

痰湿には、熱がこもるタイプと冷えるタイプがありますが、どちらのタイプも基本的な対策は水分代謝を促すことです。

暴飲暴食を避け、軽い運動を取り入れ代謝を上げることもおすすめです。

最後に

東洋医学から学ぶ6種類の不調の原因や対策のご紹介でした!当てはまる項目や、思い当る節はございましたか?

「各々が過不足なく巡る状態」を目指して、日頃からしっかり体調管理していきたいですね。東洋医学は、鍼灸師が得意とする項目ですのでご興味ある方はお気軽にお問合せください♪

日々の生活をより快適に、健康にお過ごしいただけたら幸いです(^^)

ABOUT ME
春木ひむか
春木ひむか
2019年4月、池袋に鍼灸マッサージ院espoirを開業。治療院では、マニュアルに沿った機械的な施術ではなく、一人一人のお客様と真摯に向き合 いオーダーメイドで治療を施している。Roots Lab.では、主に東洋医療の観点か ら健康情報を発信している。

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