Roots Lab.健康部

夏バテ予防に今から運動習慣を! – 汗腺を鍛える –

この記事では、今から始める、夏バテを乗り切るコツをご紹介します。

こんにちは!おさむ@運動大好き鍼灸師(@TsubomiOsamu)です。
汗ばむ季節になってきました。夏は室内外の気温差で大量の汗をかき体力を奪われます。今から汗腺(汗が出る通り道)を刺激して「夏バテ、熱中症」を予防しましょう!

こんな人に読んでほしい

・夏を元気に乗り切りたい人
・今からできる夏バテ予防を知りたい人
・夏バテに効果的な習慣を知りたい人
・夏がニガテな人

夏バテ予防に良い汗(サラサラ汗)をかこう

しかし、冷房の効いた中で生活していると汗腺の機能が衰えて塩分を再吸収しにくくなります。その結果、塩分濃度が高い「ベタベタ汗」をかきやすくなります。

塩分を失うと疲れやすくなります。「夏バテ」の状態ですね。汗をかく量が減り体温調節の機能も低下します。放っておくと眩暈や吐き気、意識障害を引き起こす「熱中症」に罹りやすくなるので注意が必要です。

こうならないためには衰えた汗腺の働きを回復させる必要があります。運動などで汗をかく習慣を続ければ塩分の少ない「サラサラ汗」をかけるようになります。

ここがポイント

①健康な汗腺は大切な塩分を再吸収します。
②汗腺の機能が落ちると「ダラダラ汗」になり体力を消耗します。
③運動を習慣にして「サラサラ汗」に変えましょう。

夏バテ予防に生活習慣を見直そう

普段の生活の中に「運動する習慣」を取り入れましょう。
外出先ではエレベータではなく階段を使う、買い物は車から自転車に変える、部屋の大掃除をするのもいいでしょう。汗ばんだらこまめに服を着替えると気分もスッキリします。

散歩をするなら気温が上昇する「朝」より「夕方、夜間」をオススメします。その際はスポーツドリンクとタオルを忘れずに。
スポーツドリンクは塩分だけでなく糖分も取れるので疲労回復に効果的です。また汗をかいたまま運動すると体が冷えて逆効果。汗をかいたらタオルでこまめにふき取りましょう。

体力不足、怪我をしている方は「腰湯」を試してください。額にうっすら汗をかいたらシャワーで洗い流しましょう。

腰湯のやり方
  1. バスタブや大きめの洗濯かごに45~47℃のお湯を張ります。容器が深い場合は、バスチェアを入れて高さを調整してください。お湯の量は、おへそが隠れるくらいが目安で、電気ケトルなどでお湯を沸かしておくと便利です。ただし、お湯の温度を手で確認して、やけどをしないように注意してください。
  2. 乾いた体のまま、腰からお尻までお湯に浸かります。上半身には、タオルを巻いたりTシャツを着たりして、寒さをしのいでください。お湯が冷めないように、バスタブに半分蓋をするのもおすすめです。冬の時期はお湯がすぐにぬるくなってしまうから、差し湯をしながら入浴するのがベストです。
  3. お湯に浸かる時間は、5~15分程度。ひたいから汗がじんわり出てきたら、お湯から出ます。腰湯を終えたら、すぐに下着や服を着て、体を冷やさないようにしましょう。また、汗をかきやすい人は入浴前に水分をとると良いでしょう。

入浴後の過ごし方も大切です。エアコンの風にあたるのは良くありません。せっかく開いた汗腺が閉じてしまうからです。直ぐに汗が引かなくてもタオルで汗を抑えるようにして拭き取って下さい(強く擦るのは表皮を傷つけてしまうので要注意です)。

ここがポイント

①普段の生活に「身体を動かす」習慣を。
②散歩は「夕方、夜」がおススメです。
③体力に自信のない方は「腰湯」で汗腺を刺激しましょう。

夏バテ予防に運動と腰湯で汗腺を鍛えよう

これから梅雨の晴れ間に気温が上がり熱中症のリスクも高まります。汗腺の働きを回復させるには数週間かかりので今から始めましょう。

雨の多い季節には「運動と腰湯」をうまく組み合わせると良いです。普段、運動する習慣のない人はケガ、事故、過度の疲労に注意しながら汗腺を鍛えて暑い夏に備えましょう。

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ABOUT ME
ヨガ好き鍼灸師@おさむ
鍼灸マッサージ師、介護支援専門員です。医療・介護・福祉の世界で20年間リハビリ業務に携わってきました。現在はクリニック勤務、在宅でのマッサージ、機能訓練を行う傍らアロマランチ会、ツボyogaなどセルフケアの大切さを伝える活動もしています。目指しているのは「治療しない鍼灸師」❕このコラムを通して皆さんが健康になる養生の仕方をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします。
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