この記事では、今から始める、夏バテを乗り切るコツをご紹介します。
こんにちは!おさむ@運動大好き鍼灸師(@TsubomiOsamu)です。
汗ばむ季節になってきました。夏は室内外の気温差で大量の汗をかき体力を奪われます。今から汗腺(汗が出る通り道)を刺激して「夏バテ、熱中症」を予防しましょう!
・今年こそは夏を元気に乗り切りたい人
・今からできる夏バテ予防を知りたい人
・夏がニガテな人
良い汗(サラサラ汗)を目指しましょう!
健康な汗腺は大切な塩分を再吸収して体内に戻す機能を持っています。汗の成分の99%が水です。サラサラとしているので「汗臭い」原因にもなりにくいのです。
しかし、冷房の効いた中で生活していると汗腺の機能が衰えて塩分を再吸収しにくくなります。その結果、塩分濃度が高い「ベタベタ汗」をかきやすくなります。
塩分を失うと疲れやすくなります。「夏バテ」の状態ですね。汗をかく量が減り体温調節の機能も低下します。放っておくと眩暈や吐き気、意識障害を引き起こす「熱中症」に罹りやすくなるので注意が必要です。
こうならないためには衰えた汗腺の働きを回復させる必要があります。運動などで汗をかく習慣を続ければ塩分の少ない「サラサラ汗」をかけるようになります。
①健康な汗腺は大切な塩分を再吸収します。
②汗腺の機能が落ちると「ダラダラ汗」になり体力を消耗します。
③運動を習慣にして「サラサラ汗」に変えましょう。
日常生活の見直しから始めましょう
普段の生活の中に「運動する習慣」を取り入れましょう。
外出先ではエレベータではなく階段を使う、買い物は車から自転車に変える、部屋の大掃除をするのもいいでしょう。汗ばんだらこまめに服を着替えると気分もスッキリします。
散歩をするなら気温が上昇する「朝」より「夕方、夜間」をオススメします。その際はスポーツドリンクとタオルを忘れずに。
スポーツドリンクは塩分だけでなく糖分も取れるので疲労回復に効果的です。また汗をかいたまま運動すると体が冷えて逆効果。汗をかいたらタオルでこまめにふき取りましょう。
体力不足、怪我をしている方は「腰湯」を試してください。額にうっすら汗をかいたらシャワーで洗い流しましょう。
入浴後の過ごし方も大切です。エアコンの風にあたるのは良くありません。せっかく開いた汗腺が閉じてしまうからです。直ぐに汗が引かなくてもタオルで汗を抑えるようにして拭き取って下さい(強く擦るのは表皮を傷つけてしまうので要注意です)。
①普段の生活に「身体を動かす」習慣を。
②散歩は「夕方、夜」がおススメです。
③体力に自信のない方は「腰湯」で汗腺を刺激しましょう。
夏が来る前の”今””が絶好のタイミングです!
これから梅雨の晴れ間に気温が上がり熱中症のリスクも高まります。汗腺の働きを回復させるには数週間かかりので今から始めましょう。
雨の多い季節には「運動と腰湯」をうまく組み合わせると良いです。普段、運動する習慣のない人はケガ、事故、過度の疲労に注意しながら汗腺を鍛えて暑い夏に備えましょう。

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