競争が激化する現代のビジネス界では、自社の強みを最大限に生かし、市場における競争優位性を獲得することが必要不可欠です。
しかし、これは容易なことではありません。市場の変化や競合環境の激化に対応し、未来に向けてのビジョンを描き、着実に目標を達成するためには、戦略思考が求められます。
そこで本記事ではりんごを2人に平等に分配する方法を考えるというシンプルな問題によって、戦略思考を磨いてみましょう。
「りんごを2人に平等に分配する方法」から、戦略思考を学ぶ
ここにりんごが1つあります。
あなたは、りんごが大好きな2人からある相談を受けます。
「平等」に分配するにはどうすればよいでしょうか?
与えられた道具は、切れ味するどい包丁のみです。皆さんなら、どのように2人に分配しますか?
相談をして来た2人は、りんごが大好きです。
当然あなたはりんごをもらうことはできません。食べ物の恨みは怖いです。少しでも大きさが違えば、たちまち喧嘩になってしまいます。
したがって、あなたは2人が納得いく形で解決策を見出していく必要があります。
発想の転換が必要
りんごの正確な大きさなどにこだわっていたら、解決策は難しいと思います。
計量器はありません。また、もしあなたがプロの料理人で、正確に二等分できたとしても、どちらが先にりんごを選ぶか、という問題にもなるでしょう。
この問題では「いかに2人に納得性を持たせるか」ということが重要です。
解決策
2人のうちの1人にりんごを均等に切ってもらいます。ここで以下のようにA、Bとします。
・りんごを切る人=A
・りんごを切らない人=B
均等といっても、質量が均等になる必要はありません。Aが均等と思えるように切ってもらうだけです。そして、もう一方のBに2片のりんごのうち、好きな方を選んでもらいます。
Aは自分で納得して均等に切り、Bは自分が納得して少しでも大きいと思う方を選びます。
つまり、これがお互いが納得して分配する方法です。
どちらかが損して、どちらかが得をする関係では、人間関係はギクシャクしたものになります。近年、共創や協業を意識する企業が多くなってきました。そして、その土台となるのは人間関係です。私たちが、良好で良質な人間関係を育むためにも、信頼に基づく協力関係を構築していく必要があります。
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