文屋学(B_Manabu1227)です。
明けましておめでとうございます!
今回も、前回に引き続き、理想の体型の作り方についてお話をしていきます。
今回のテーマは『食事』です。
前回の内容と合わせて読んでいただければ幸いです。


偏食ダイエットに注意
特にダイエットに取り組んでいない人でも、偏食をしていては身体に悪影響を及ぼします。○○ばかり摂っていたり、○○は摂っていないといったことはないように注意しましょう。
たとえば脂肪は、脳や肌といった各細胞に必要な栄養素でもあり、性ホルモンと副腎皮質ホルモンの材料です。
そして、男性らしさや女性らしさの不足や、慢性疲労などの原因にも繋がります。
巷でよく見かける『○○をとるだけダイエット』は、○○を摂り続けることで、その栄養素ばかりを摂ることにもなります。過剰摂取による症状がでる場合があるので注意しましょう!
糖質、脂質制限ダイエットの研究からわかること
2018年の2月、米国スタンフォード大学医学部のGardner氏らの研究グループが「糖質を制限したダイエットと脂質を制限したダイエットの効果の違い」を発表しました。
この研究では、参加者を「糖質制限したグループ」と「脂質制限したグループ」に分けて、ダイエット効果の違いについて調べています。
結果は、どちらのグループも体重の減少に差は見られず、5~6kgの体重減となりました。
唯一違ったのは、以下の2つのことです。
- 糖質を制限した人…善玉コレステロールと中性脂肪の値が改善
- 脂質を制限した人…悪玉コレステロールの値が改善
なおこの研究では、事前に参加者の遺伝子調査も行なっているようです。糖質で太りやすいタイプ、脂質で太りやすいタイプに関わらず、体重の変動に全く差がなかったとのことです。
健康的な食生活が、理想の体型への近道
さらにこの研究でわかったことは、
「野菜をたくさん食べ、加工食品、ソフトドリンク、身体に悪い脂肪をほとんど摂らなかった参加者が一番体重が落ちた」
ということでした。
つまり結局のところ、遺伝子やダイエット方法は関係なく、健康的な食生活をした人が一番痩せたということです。
研究者は次のように述べています。
「我々はお腹を満たすために食べるわけだ。
野菜でお腹を満たせばダイエットできるが、チョコレートやフライドポテトを炭酸飲料で流し込むような不健康な食生活をしていれば体重が増える。
ダイエットするならダイエットの方法を考えるのではなく、健康的な生活習慣を身につけ、カロリーを減らせば自然と体重は落ちるだろう。」
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「理想の体型の作り方-食事編-」をお話ししました。
理想の体型を目指す場合、食事の管理も必要になってきます。限定した食材だけをとるではなく、野菜・くだもの・魚・肉・ナッツなどをまんべんなく摂取しましょう。
ぜひ質の良い食事を適度に摂り、余計な食事を抑えてから運動に取り組んでみてください!
健康であるためには、日々の体調管理が大切です。
もし体調管理で不安なことがありましたら、どうぞお気軽にコメントください!

<編集=さとみ(@satomi_rl)>

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