この記事では、バフェットオンラインスクール(BOS)で学んだ、バフェット流バリュー投資における「良い株」を見つける方法についてご紹介しています。
皆さんは、ウォーレンバフェットが何歳の時から投資を始めたかご存知でしょうか?
答えは11歳からです。
彼はこの頃から投資の凄さを知っており、26歳の時に株式市場で1 million(約1億円)稼いでいます。
そして88歳になった今、バフェットの資産は、85 billionになっています。すごいですね。

バフェットオンラインスクール(以降BOS)では、バリュー投資で資産を築いてきます。そのために守るべき2つのルールがあります。
それは、ウォーレンバフェットが提唱しているルールでもあります。

ルール1 : 決して負けないこと
ルール2 : ルール1を守る事
ん、どういうこと?と思いますよね。
どうすれば株式市場で負けないのか、そしてどうやればそのルールを守れるのでしょうか。
BOSでは、ツールとチェックリストを使用して投資(資産を構築)していきます。
- 良い株を見つける
- 株式を評価する
- 入口価格と出口価格を計算する
- 強いポートフォリオを構築する
ほうほう。言うは易しですが、株式市場って実際どうなんでしょうか?本当に損しないのでしょうか?
目次
米国の株式市場は損をしない?
例えば、アメリカのS&P500で見てみましょう
S&P500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。
(Wikipediaより)
以下はYahoo!ファイナンスで取得した、2019年8月30までのS&P指数の推移です。

例えば、2008年から2018年に毎年毎年2000ドルをS&P500に投資していたらどうなるでしょうか?

結果は以下のようになります。
現在の価値 | 年平均成長率 | |
---|---|---|
最安値で購入した場合 | $42,911 | 6.91% |
最高値で購入した場合 | $31,206 | 3.56% |
平均値で購入した場合 | $35,854 | 5.01% |
お分かり頂けるでしょうか?
10年間で累計で$22,000投資していますので、最安値で購入しつづけた場合は資産が約2倍弱になっています。
これは納得のいく数字かもしれませんが、最高値で購入し続けた場合でも資産は約1.4倍になっています。
日本の銀行の金利は今0.01%ですよね?
S&P500に毎年投資すると最低でも(一番高いときに投資しても)毎年3.56%のリターンがあります。
理由は簡単、米国の株は上がり続けているからです。
株価が上がる要因
米国の株は上がり続けているのはなぜでしょうか?より詳細な説明はプロに任せるとして、ここでは簡単に触れておきます。
経済成長の主な要因の1つは人口増加です。今、アメリカでは人口が増え続けています。

人が増えれば、衣・食・住の需要が高まり、消費が増えていきます。
また、アメリカでは移民が増えて、労働力も増加しています。労働力が増加すれば、アメリカの生産力を高めることになるので、経済の成長につながります。
人口統計という信頼性が高い事実を元に考えれば、今後数十年に渡って、アメリカ経済は堅調に推移し、株価も上がる事が容易に想像できるのではないでしょうか。
成功の条件はとにかくバフェットのルール1を守る
バフェットのルール1は何だったでしょうか?
そうです。「決して負けないこと」です。では、負けないためにはどうすれば良いのでしょうか?
良い株だけを買う
BOSに入ると、バフェットが実際に使用している計算機(ツール)が配布されます。
この計算機を使って、ある一定の閾値以上のものを「良い株」と判断します。
なお、この計算機はBOSに入った人だけが使えるものですが、Googleスプレッドシートで配布されるので、実質リンクを知っている人は誰でも使えますね・・・
もちろんここには載せれませんので配布はできませんが、興味ある方は無料セミナーに行った際などに、見せてもらうと良いかも知れません。
ちなみに、S&P500に入っている会社は概ね良いビジネスと言えるでしょう。
良い値段で購入する
良いビジネスでも、高すぎる価格は購入を控える必要があります。
実は、この「値段」についてもBOSで配布される計算機を使うと、企業価値を算出することができ、入り口価格(いくらぐらいが妥当な購入価格か)が分かります。
購入する株は最大でもポートフォリオの10%まで
このブログを見ている方は、株でポートフォリオを構築していこうと思っていると思います。
その際、いくらその会社の株価が良い価格だったとしても、ポートフォリオの10%までに抑えてください。
もし同じ会社の株を、ポートフォリオの50%、60%、・・・と比率を高めてしまうと、株価が下がってしまった場合にその分だけ皆さんの資産が下がってしまいます。
長期で保有し、時間を見方につける
ウォーレンバフェットは1度株を買ったら、永続的に保有したい人なのです。
つまり短期的な売買はやっていません。
そのビジネスが5年、10年・・・もっともっと成長するのか、それを考えて購入します。
したがって、皆さん(私もそうです)に必要とされるのでは「我慢」です。
また、長期で持ち続けるもう一つの利点は、毎日株価を見る必要はありません。1年間、レビューのみで良いのです。
短期と長期のトレーディング比較については、別途記載しようと思いますが、もし皆さんが安全・安心な投資をしたいのであれば、長期投資をおススメします。

Roots Lab.では定期的にイベントを開催しています。興味のあるテーマがあればぜひご参加ください!