この記事では、読書の習慣を身に付けるコツについてご紹介します。
皆さんは、日頃から本を読む習慣は付いているでしょうか?
僕の周りでも読書好きは多く、教養を増やすためであったり、ビジネススキルを身に付けるために読書すると言う人は多いです。
しかし様々な理由で、本当は本を完読したいのにできないという方も少なくありません。
・忙しくてなかなか本が読めない
・読書の習慣が身につかない
・本を完読できない
・読書の必要性は感じているが行動に移せない
実は、僕自身もなかなか本を読めない1人で、ビジネス書の類は家にめちゃくちゃありますが、大体いつも飛ばし読みしたり、目次を見て必要そうなところだけパッと見たりしています。
(そういう読み方の方が良いと言う方も居ますが、やっぱり完読したい)
今回は、今年の夏に立てた目標の1つ「3ヶ月で4冊読書する」という、個人的に低すぎず高すぎない目標を達成できたので、そのノウハウをお伝えしたいと思います。

ノウハウと言っても元々読書する習慣のある人にとっては、ただただめんどくさいやり方だと思うので、読書できない人って大変なんだなー、と読み飛ばしてください(笑)
目次
どうやって習慣化したか
今回は1つのルールと1つのツールで習慣化に成功しました。
繰り返しになりますが、あくまでも読書習慣の無い人向けのやり方・・・の1つです。
このブログが、読書習慣のない人にとっての一助になればと思います!
1. シンプルなルールを作る
これは以前、友人のとみたじのとみーが「本が読めない人必見!読書を習慣化するたった1つのコツ」で提唱していた、「習慣を身につけるには仕組みを作るコト」を実践してみました。

具体的には、シンプルでカンタンなルールに落とし込むこと、とのことだったので、僕はたった1つの簡単なルールを設けました。
それは、1日1回だけ本を開いて良いというルールです。
(「本を開かなくてはいけない」のではなく、「本を開いて良い」という能動的なところがミソ)
このルールがどういうものかと言うと、読んで字の如く、1日1回だけ本を開いて良いのです。
それが、集中できそうな時であろうが集中できなさそうな時であろうが、トイレの中であろうが、どこで何をしていようが、とにかく1回だけ読んで良いのです。
裏を返せば、1日1回だけしか本が読めないという事です。
これがどんな意味を持つかと言うと、例えば1ページ読んだところで友人からLINEが来たとする。
そうすると、通常なら本を閉じてすぐにLINEに返信するところだが、ここで本を閉じてLINEに返信しようものなら、それまでです。
本を開いて良いのは1日1回だけなので、もうこの日は本を開いてはいけません。そう、本を読み始めてから他の事をやり始めると、貴重な読書の機会を損失してしまうのです。
つまり、読書する機会(1日1回だけ本を開いて良い)に希少価値を持たせることで、集中力を高める仕組みを作ったのです。
これによって(もちろん読まない日もありましたが)、見事完読することができました。
2. ツールを使って進捗を可視化する
以前Satomi(Satomi_jornal)さんが作ってくれた読書シートというツールを活用し、読書の進捗を可視化することでモチベーションを高めました。

こんなのスマホで管理すれば良いじゃないか・・・と思う方もいるかも知れませんが、実はスマホ(デジタル)で自分を管理するのは非常に難しいのです。
いま世界中で話題のノート術「バレットジャーナル」の発案者であるライダー・キャロル氏も以下のように綴っています。
デジタル時代こそ、ときには強制的に外部との接続を遮断し、自由に思考できる「自分だけの聖域」をつくるべきだ。アナログのノートは、それを可能にする強力なツールである。人生というプロジェクトに役立つ、古くて新しい最強の道具なのだ。
(参考:https://diamond.jp/articles/-/201894)
スマホを手放せない僕たちは、なんと約12分おきにネットとつながっているそうです。スマホで管理しようものなら、LINEどころではありません。Youtube見たりゲームしたり、ネットサーフィンしたり、SNS見たり・・・
貴重な1日1回の読書どころか、1日1回も本を触らない事にもなりかねません。

読書をする時は、大人しく本(とペン)だけを取り出して、読書に集中します。
読んだ本
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史上最大の「メガ景気」がやってくる 日本の将来を楽観視すべき五つの理由
僕が思っている意見と真逆の意見なので読んでみた。いづれ日経平均が10万円になるということを、様々な指標から論理的に述べています。
その妥当性は分かりかねますが、指標と言う根拠に基づいた主張なので、ある種納得のいく内容です。
機関投資家の方などの意見も聞いてみたい。
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人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考
「人柄力」に重きを置いた内容となっています。「日本において、人を動かす人柄とは?」ということを考えさせられます。また、それについての良識的なアンサーがずらりと載っています。
各セクション、著者の鳥原さんらしく、謙虚かつ解りやすい文章で丁寧に記されています。
鳥原さんの著書の特長は、とにかく読みやすいことが挙げられます。
また、海外の名書で人柄力に近いスキルについて記されている本だと、日本人には当てはめにくいものもありますが、こちらは和書の良さですね。
大抵、日本人なら「うん、うん」と納得できることが書かれているので、最初から最後まで安心して読むことができます。
つまり、人によっては「わかりきっていることばかりだ」と感じる可能性もあります。とはいえ、初心ほど大切なことはありません。
初心に帰りたいときに、短い時間でさっと思考を切替える。そんな栄養剤としてオススメの一冊です。
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バフェットと釣りに行く
バフェットオンラインスクールの無料セミナーの参加特典として、もらえる「バリュー投資」の基礎になる本(非売品)です。
バリュー投資について、釣り人のおじさんと若者の対話形式で分かりやすく伝えてくれる内容になっています。

一見良さそうな投資先が本当にそうなのか、実際にどういった数字を見るべきかなど。後半には様々な具体的な計算方法なども出てきます。

値幅名人 高沢健太の億トレ投資法 【DVDブック】史上最速! 最小知識! で1億円
こちらも、某投資セミナーに参加した際に無料で頂いた本です。
著者の投資手法であるボリンジャーバンドとRCIという2つのテクニカル分析について、初心者向けに書かれています。
非常にシンプルな投資手法でありながら、著者もこの本のやり方で利益を上げれているようです。
また、投資において非常に重要なメンタル面についても非常にわかりやすくまとめられています。
株式投資の手法が確立されてない方、初心者の方には一読の価値ありかと。
まとめ
世の中、めちゃくちゃ本を読む人も居ますが、僕はそのタイプではありません。
しかし、今回はシンプルなルールと簡易的なツールを活用する事で習慣化に成功しました。
これは読書に限った事ではありませんが、やはり習慣化できると、自分に自信が付きます。
本を読んだ方が良い・完読したいという思っている方は、ぜひ自分なりのルールを作り、(今回の読書シートのような)ツールを使って、読書の習慣化に挑戦してみてください。
このブログが皆さんの読書習慣化への一助になれば幸いです。
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